親が子にしてやれること
  • あすなろ
  • 2018/02/13 (Tue) 22:33:02
にわとりさんが多数派に受け入れられなかった、多数派がアスペを排除する傾向が炎上の原因だと、何度も話題に上がるようですが、私が記憶している中で、最も大きな炎上の原因になったのは、アスペなどの発達障害者は子供を産むべきではない、と、にわとりさんが発言されたことで、パンダさんやどんぐりさんが傷つかれたことに対して、にわとりさんはその主張を曲げなかったという経緯だったと思います。
たしかに、アスペの子供に対して定型の親は、定型流の感覚で子供を育てるので、本人の自我を曲げてしまうことがあり、その逆もある。アスペの親子なら物事の見方が一致するが、定型の感覚が分かりづらくなる。という、どちらにしても不具合が発生すると思います。
子供を産むべきではないと言わないまでも、何人もの人が、生育歴が悪いと子供の人生が悪くなるというような発言をされていました。

果たして本当にそうなのでしょうか?
そもそも、良い親、真っ当な親など、この世にいるんでしょうか?
教育学者の尾木ママでさえ、自分の子供の子育てはとんでもなかったと言っています。教育を語る人でさえ、自分の子供に対しては全く理想通りになどできないんです。
アスペ定型の差とまでいかなくても、定型同士でさえ、親子の性格が真逆でうまくいかないケースはたくさんあります。
私も、アスペの子供たちより、定型の子と性格が合わず、ロクなことを教えてやれませんでした。私が不甲斐ないので、むしろ彼女は『一人で生きなくてはいけない!』と覚悟したのか、私には泣き言は言いません。
偉人の中には、親との確執があった人もたくさんいます。
フロイトは、厳格な親に育てられて親という呪縛から抜けきれなかったために、親との関係を精神分析の主流に置きましたが、私はそれもある意味異常心理ではないかと感じます。
逆にユングは、彼自身もアスペ的傾向があり、親にも同じ傾向があって、自由奔放に育てられたので、フロイトとはまた違う自由な発想の精神分析を研究しました。
親の価値観というのはもちろん、その人間の性格の根幹の一つとなります。全く影響を受けないわけではありません。
しかし、親が悪いからその人の人生が悪いものになるというのはおかしな説です。何故なら、悪い親も良い親も存在せず、悪いと言うのは受け取る側の事情によって変わるからです。
私の親は、私にとっては『悪い』ことの方が多かったと思います。それは、私の『個性』を一切認めず、存在すら認めず、自分の価値観に捻じ曲げようとしたからです。
しかし、ここでの議論を見ていると、うちの親のような親が良かったと思われるアスペの方が多いように思えます。
うちの親は、徹底的に『定型』しかも『古い日本の価値観』を叩き込もうとしたので。もちろんそれで、ある程度『定型とはこういう風に取るのか』と常にその価値観に怯えながら生きるという心構えは出来た気がします。しかし、そんなことを知って怯えながら生きてきて、私は精神を壊しました。彼女の押し付けは、何にもならないどころか、私を破壊させました。
何故そうまでして親に縛られたいのか、躾けてもらいたいのか、わたしには分かりません。自分の人生は、いくら発達障害があって定型の社会で生きにくいとしても、自分で責任を持って生き方を模索していくしかない。その過程で親の価値観が良く作用することもあれば、悪く作用することもある。その程度のことでしかないと私は思います。
定型流の躾を叩き込もうとして、出来なかった『失敗作』の私を、母は未だに認めていません。さらにアスペの孫がやらかすことを非難します。私が母の『定型としてこうあるべき』呪縛から抜け出ていなかったら、私はアスペの子供達を庇ってやることが出来ず、一緒になって責め立てていたかもしれません。
生育歴が悪いと人生が悪くなる、障害者が子供を産むべきではないという論調には、私は嫌悪感を覚えます。
私が毒親の呪縛から抜け出してきた苦労を根こそぎ否定されるように感じるし、これから育つ子供たち、生まれてくる子供たちの人生さえも否定しているように思えるからです。
親が子にしてやれることは、自分の素直な生き方を示しながら、子供の生き方を尊重してやること。子供は子供で、親に教えられなくても、教えてもらえる誰かを探して学ぶことが出来るのだと知ることだと思います。そのためには、誰か一人でも良いから、親以外に信用出来る人を(自力で)見つけることが必要なのだと思います。
Re: 親が子にしてやれること
  • キキ
  • 2018/02/15 (Thu) 17:10:53
ここの趣旨とは違うので、さらりといきますが…

発達障害単体では、あすなろさんのおっしゃる通りだと思います。
ただ、うちのように、プラス知的障害を伴うと、これは自力で、発達であろうとも自分の道を切り開く、というのはとても難しいのです。
親の力で引っ張ってやらなければ、誰もやってくれません。
自立した生活は、かなり遠い希望であります。

でも、私はこの子を産んで幸せですよ。
親のエゴと言われても、この子がいるから私はこの世にいる。
子供を産まなかったら、もう皆さんとお会いすることもなかったと思います。

でも正直に言えば、親子同時に死にたいです。
心中とかじゃないですよ。

ご批判受ける内容かもしれませんが、発達プラス知的障害は、ある学者によると、成長しても、精神年齢は8歳くらい止まりらしいです。
もちろん凸凹はありますが。
8歳だと、健常の子でも、言われた仕事やお手伝いを黙々と何とかできるレベルらしいです。
Re: Re: 親が子にしてやれること
  • あすなろ
  • 2018/02/16 (Fri) 08:10:42
>キキさん

現代の日本の社会では、本当に、障害を持つ子の親御さんは皆、同じ気持ちを抱かれていると思います。
ある意味、日本の福祉がまるで機能していない(私は現時点での日本の福祉は福祉とは言えないと思っています)状態では、この先、苦労しか見えてきません。自活の出来ないお子さんを抱えて、どんなに年を取っても支え続けなくてはいけない親の現実は、本当に痛々しいです。
私も仕事を通して、知的障害者の晩年がどのようなものか知っていますので、未来は明るいですよ、と決して言えないことが分かっています。
ただ、20年前、30年前に比べて、明らかに、しかもここ10年で急速に状況が変わってきています。
知的障害があるんだろうな、と思われる方が、一人で電車に乗っている姿や、白杖で外出されている方を頻繁に見かけるようになりました。車椅子で公共の乗り物に乗る方も増えてきました。
この人たちはついこの間まで、施設や自宅に押し込められて、身動きできなかったんだろうな、だから姿を見かけなかったんだろうなと思います。
このまま、障害者の方が普通に世の中に増えていけば、どんどんニーズが見えてくると思うし、社会も動かざるを得ないだろうなと思っています。
私たちの仕事も、障害のあるお子さんを支援するだけでなく、地域社会にアピールするという任務もあるんですよ。
学校はその中で最も閉鎖的で福祉を知らない機関ですから、多分社会の方がどんどん障害者を受け入れて、やっと重い腰を上げる羽目になるんだろうなと思います。
その『広告塔』の役目も、障害のある方は担っていると思います。
今のような経済優先、経済力=実力のような社会は、障害のある方だけでなく、より優秀な数パーセントの人材しか拾い上げない閉鎖的社会なので、先細りするのは当然ですから、流れを変えていくことは、国にとってもメリットになるんだと思いますよ。
私は、自分の子たちが、今の時代に生まれて本当に救われたと思っています。昔のように親子で行き詰まって心中なんて悲しい事件が起きないように、動いている人はたくさんいますから。
あと少しの辛抱だと思いますよ。
Re: Re: 親が子にしてやれること
  • あすなろ
  • 2018/02/16 (Fri) 08:35:17
>キキさん

ちなみに、8歳の能力があれば、十分自立できますよ。
本人が何を得意不得意とするかにもよりますが。
あるプロジェクトでは、言語能力は3歳程度。計算はできないという方が、自力で買い物が出来るにはどうすれば良いか、ということをやっていました。
最先端の福祉は、その人の能力を伸ばしたり、無理やり教えたりするのではなく、環境全体を巻き込んで、どのサポートを使うか、というところで見て行きます。つまり、8歳の能力の人が、そのままで生活するには、どの機関がどう支援するかというプログラムを組んでいくということです。
それをやるのは、親や家族ではなく、公的福祉機関です。
Re: 親が子にしてやれること
  • キキ
  • 2018/02/16 (Fri) 23:47:43
あすなろさん

色々考えてるんですが…
社会の流れはとてもありがたいことです。
そこに乗っかるには、やっぱり親の力が必要ですよね?
「こういう子がいるから助けてほしい」とアピールしないと、始まらないですよね?
あと、支援者や公的機関、親同士のネットワークも作って維持していかなければ多分ダメなんだと思うんです。

そういったことが本当に苦手で。
障害のあるお子さんを自立させた、という話はたくさんありますが、大抵、親の努力とセットで書かれてあります。
それを読んだりテレビで見たりは、昔はしてましたけど、自分にはとても出来ないことばかりで、落ち込むばかりなので、人の体験談は避けちゃいます。

私ひとりなら、どんな環境になっても何とでもなるんですけどね。

アスペのママさんネットワークでも作ってみましょうか…
大変なことになりそうですが(^-^;
Re: Re: 親が子にしてやれること
  • あすなろ
  • 2018/02/17 (Sat) 08:36:31
>キキさん

たくさんの親御さんと関わってきた経験から言わせていただきますと、親御さんの性格、生活環境、こだわり、様々な要素が子供に影響しますが、当然のことですが、一人として同じ人はいません。
コミュニケーション能力や知的能力、学歴、高ければ良いということは決してありません。中にはどれも秀でているだけに、他人のアドバイスも、子供の気持ちにも耳を傾けず、自己流の子育てにはまってしまい、子供に悪影響を与えている親もいます。最も害が大きいのが、こういう親で、子供は親から引き離さない限り、被害を受け続けます。

私は、自身の経験と、支援者として関わってきた経験から、親に必要な姿勢は一つではないかと思っています。

それは、自分の出来ることを見極めて、できないところはきちんとSOSを求められること。一箇所にこだわらずに、広く色んなところに助けを求めていけること。素直を受け止めて支援者と一緒に考え、協力し合えること。

つまり自分を知り、自分らしくお子さんと関われれば良いし、そういう親御さんのお子さんは、本当に良い感じに育っていることを目の当たりにします。

キキさんが楽しいことが一番の親のスキルですよ!
Re: 親が子にしてやれること
  • キキ
  • 2018/02/17 (Sat) 11:23:08
あすなろさん

ありがとうございます。
何となくですが、あすなろさんの返信をよんて、『ああ、私はまあまあ、いい線行ってるかも…』と思えました!^-^
パンダさんの掲示板とブログには、以前書いたことありますが、「自分を知るため」に来ているので、これもまた良い出会いだったと改めて感謝しました。
自分を知って、出来ること、どうしても無理なこと、それをちゃんとわかっていけば、多分、あんまり間違った悲惨なことにはならないような気がしてきました!
単純ですが 笑
今泣いたカラスが…って感じですね。

支援者の中で、「この人とはずっと繋がっていたい」と思える、学校の元担任(いまは別の学校ですが小学部の6年間、本当に親子ともに楽しく優しく接してくれました)、あとは病院で2歳になる前から知っている臨床心理士さん、この方も親子ともども楽しく優しく接してくれる方で、そのお二人には、自分がアスペと診断された、ということを手紙や直接何度か話しました。
何かの時には助けてほしい、と思ったんだと思います。
幸い、それからも何かと気にかけてくださってて…
そんな、微々たる動きですが、(なかには派手に沢山のネットワークを作られているお母さんもおられますが、羨ましいけど私にはムリ!)、ちゃんとヘルプを少しは出してるやん、とちょっと励みになりました。

私、素直なんで、(時には異常に素直、だから騙されたりもしてきた)、きっと大丈夫ですね!
親子関係はとてもいいので、性格面では「上手に子育てされてきましたね、穏やかに育ってますね」と言われることが多く、ホントかいな?と思ってましたけど、わりといい線いってるのかも。
と、超嬉しくなって返信しましたが、いや、ちゃんと丁寧に自分を見つめていきます。

あすなろさん、さすがです。
救われました、ありがとうございました(^-^
Re: Re: 親が子にしてやれること
  • あすなろ
  • 2018/02/18 (Sun) 00:06:41
>キキさん

良いじゃないですか!キキさんとお子さんの関わりが何となく想像出来るようでしたが。

>親子関係はとてもいいので、性格面では「上手に子育てされてきましたね、穏やかに育ってますね」と言われることが多く

ということは、まさに想像通り、一番良い関係を作ってらっしゃるんだなとわかりました。
正直、キキさんのように明るく素直で、一所懸命お子さんのことを考えていらっしゃる方とは、こちらも話がしやすく、方向性が同じになるので、支援もしやすいんですよね。
逆に、頭が良すぎて、親同士の繋がりを重視し過ぎて支援者を馬鹿にしている親もいて、不満ばかりであちこちを転々としたりしています。結局子供も落ち着かず、プレッシャーでイライラしたり、問題行動を起こしたりしている。親は自分が原因などと少しも思わず、どうしてここまでやってやっているのに、こうなるんだと、余計に子供を縛り付ける。本当にかわいそうです。
頭が良い、コミュニケーションが上手いという親の側の能力やプライドの高さが、子育てには逆に大きなマイナスになっているケースを、本当によく見かけます。
残念でならないし、子供が苦しんでいるのが分かるのに、何も出来ないのは本当にもどかしいです。打つ手が無く、その苦しみは思春期以降、一気に爆発するのだろうなと想像すると恐ろしいですね。
まさに子育てで大切なのは、親の性質や能力ではなく、子供に向き合う姿勢なのだと実感します。
発達障害者だからこそのトラブル
  • あすなろ
  • 2018/02/28 (Wed) 08:56:54
家事をしながら、自分の特性のどこがまずいんだろーなーと、ぼんやり考えていました。
よく子供たちに言われます。
しつこい、うるさい、落ち着きがない、忘れっぽい、などなど。
それは、他人からも指摘されることで、自分でもずっと悩んで改善しようと、無駄な努力を重ねてきたものでもあります。
他人から言われると、この人は私のことが気に入らないんだな、で済ませることも出来ますが、家族となると、本当に度を越しているんだろうなと思います。
そんなことを反省しつつ、気付いたのは、私の(おそらくADHDによる)特性は、『加減が分からない。適度なところでやめられない』というところに集約されるんじゃないかと。
喋りすぎるのも、声の大きさが調節できないのも、料理を加熱し過ぎて焦がしてしまうのも(笑)適度が分からないと考えれば全て繋がるなと。

そこでふと、思ったのですが、私の母にも同じ特性があったんじゃないかと。うちの母親は、過干渉が過ぎて、私の自信と自立心を奪ってきました。何故母親がそうしてしまったのか。適度に子供を突き放す。失敗も静観するという加減がわからずに、子供の私のやることが不安で仕方なかった。特に同じ特性があって自分が失敗してきただけに、同じ轍を踏ませないために必死になってしまった。そう考えられるなと。
ADHDの特性は、父親の方が顕著だったんですが、母親にもあったのかなと今更ながらに気づきました。

じつは、息子が、とうとう夫の態度にキレて、夫を説教したんです。
息子は、夫に自分と同じ特性があることを分かっていた。だからこそ夫がその特性丸出しで家族の迷惑を顧みないことに腹が立っていたと。
自分はその特性が人に迷惑をかけてしまうことに気付いている。だから非常に気を使って人と接している。しかしそれでトラブルが減って生きやすくなったので、結果的に良かったと思っている、というような話をしていました。
発達障害者だから、漠然と定型に理解して欲しいと願うことは、まるで砂漠の中からガラスの破片を見つけるような心もとないことなんじゃないかと。
最も理解するべきは、自分自身じゃないのかと、色々なことから自分の中で結論づけられたように思います。
私が特性丸出しで子供に接することは、虐待につながりかねないのだと、自戒しなくちゃいけないなと。もちろん、全てが改善出来るわけではないのですが、少なくとも自分は普通の人とは違って何でもやり過ぎてしまうのだと、常に意識して行動しなければ、無意識のうちに、憎んでいる母と同じことを自分もしてしまうのだと思いました。
Re: 親が子にしてやれること
  • さろま
  • 2018/03/16 (Fri) 11:29:36
にわとりさんの障害者は子供を産むな発言が荒れた原因でもあると思いますが、にわとりさんが掃除の仕事すらできなかったのは障害を言い訳にしているだけであり、乙武さんは障害を言い訳にせずに頑張っていると言ったことも原因だと思いますよ。
ほぼ全員と言える方、定型の方やアスペ当事者でも努力したらできるタイプの方はにわとりさん寄りの方に批判的で、どんなに不本意なことを言われてもそれに関して反論せずに感謝の気持ちを伝えるべきだとの意見でしたが、にわとりさんと同じ境遇の方からしてみれば、事情を知らない上から目線の言葉であり、一方的な感謝の強要だと感じたのも間違いではないと思います。
Re: 親が子にしてやれること
  • さろま
  • 2018/03/16 (Fri) 11:34:37
にわとりさんの障害者は子供を産むな発言は障害者一くくりにしていたら問題だと思いますが、障害者によってはこの人何で子供を産んだの?っていう人もいるのは事実ですし。
アスペと定型の母さん(アスペ)のように子供には愛情はあっても頼りないために子供さんが苦労なさったお話をされていましたね。
私も彼女の二の舞になりかねないことは普通にわかるので、子供を産むつもりはありません。
障害者が子供を産むなとは言いませんが、自分に適性があるのかは産む前に自覚するべきだと思いますよ。子供が生まれてからでは遅いですから。
Re: Re: 親が子にしてやれること
  • あすなろ
  • 2018/03/17 (Sat) 21:23:36
>サロマさん

子供を産む産まないは、個人の判断ですし、その計画通りに子作り(妊活?)をする人もいれば、望まない妊娠をしてしまう人もいると思います。
子供を産む資格ってあるのか?
私は現在子育てをしている人で、最初から資格があった人はいないと思っています。
今現在、被虐待児にも関わっていますし、かなり教育熱心で、親自身の地位は立派でも、とても子供を育てる資格の無いと思われる親も多数知っています。親の偏見によって自殺しかけた子も知っています。
医者とか警察官とか、社会人としてはちゃんと成り立っている人たちですよ?
親の知能とか、障害のあるなしとか、社会的地位とか、そんなことは一切関係ない。
元々親になる資格など無い。子供を産んでから、いかに他者を育てることはどういうことなのかを一から勉強できるかどうか、それが子供を育てられる資格なんじゃないかと。
もちろん、その前に自覚して子供を持たないと思うのも、自己選択としては正しいと思います。
Re: 親が子にしてやれること
  • さろま
  • 2018/03/17 (Sat) 23:47:07
ほとんどの人は最初から子育てができていなかったとしても経験を積むにつれて親となっていく能力や器はあるかと思います。
しかし畠山鈴香のように生活保護を受けているにも関わらず、ガスを止められるくらいの金銭感覚の欠如。家のことはしない。男にはだらしない人もいます。
彼女も発達障害だったようで、経験を積むことで親となる「能力」が欠如していたと思います(親としての「器」や人殺しに関しては言うまでもなく論外)。
もちろん健常者の中にも経験を積んで親になっていく「能力」はあっても「器」がない人も沢山存在します。
アスペと定型の母さんのように親としての「器」はあっても経験を積んで学ぶことはできず、親になる「能力」がない人もいると思います。
いずれにしても一番の被害者は環境や親を選べない子供です。子供を作って産む資格がある人とない人は存在すると思いますし、子供を作る前に自覚するべきだと思います。
サロマさんへ
  • あすなろ
  • 2018/03/18 (Sun) 06:51:34
畠山被告の話が出たので、別の視点からお話しますね!
自分の子育てが上手くいかず、自分の子供を殺すために、まず隣人の子を誘拐して殺し、連続誘拐に見せかけて自分の子を橋から突き落として殺してしまったという、まさに鬼畜と言える犯人です。

実は、私が毒親の問題に気付いたのは、この事件の真相を探ろうとしていらした心理学者の長谷川先生のドキュメンタリーでした。先生はこの事件を、畠山被告の生育歴から探っていました。そこで彼女が親から虐待や放置をされた続けて精神を病んでいたことを突き止めました。
似たような虐待や、一見虐待とまでいかなくても、いわゆる『教育ママ』と呼ばれる人が、子供を可愛がるあまり、子供の行動を拘束してしまう『優しい虐待』という定義を主張されていて、その虐待は、まさに私が受け続けてきたものと同じだったのです。
そこから自分の苦しさの源が分かりました。
私が苦しかったのは、自分の発達障害ではなく、『そのままではダメだ!もっともっと頑張って、障害である自分を隠しなさい』と暗に植え付けてきた親の縛りだったことが分かりました。
親と同じようなことを、世間も言いますから、私がそのままで良いと思う思えることは、それまでありませんでした。
自分がそのままではいけないのであれば、自分と似たような特性や性格を持った子供も許せない。
私は、長女の幼少期には親と同じことをしていました。長女は定型で、次女や長男に比べれば格段に育てやすかったのですが、私に似たようなところもあり、無意識にそれが許せなかったのだと思います。いま考えれば虐待では?と思うほど厳しくしていました。幸い長女は非常に気が強いので、私にコントロールされることなく、今ではむしろ私の方が厳しく言われているくらいです。
つまり、子育ての正解は、子供のそのままの特徴、特性を伸ばしてやること、それが社会にあまりにも合わなければ、やんわりと修正していってあげること。自分で手に負えなければ、専門家や協力者に教えてもらうこと。その子がその特性を魅力としてアピールできるようにしてあげること、なんだと思います。
長谷川先生は、全ての人に『そのままでいいんだよ』と声をかけています。虐待や間違った教育は、その子がどんな子であっても『あんたはそのままじゃいけない!(多くが親自身のために)頑張れ頑張れ!』と言い続け、多分親の思うような結果になる子は、ほんの一部なので、思うような結果にならないと、極端な話、殺すまで行ってしまう。
畠山被告は親に『お前みたいな人間は許せない!』と言われ続けたことで、自分の子に似たような特性を見た時(確かお子さんも特性を持っていたと思います)、ますます許せなかったのでしょう。
そこまで行ってしまったら、世間の誰もが、彼女を許しません。彼女は親の暗示通り、許されない人間になってしまった。
しかし、彼女に発達障害があっても、親が『そのままのあなたが好きよ、良いんだよ』と言っていたら、決してこんなことはしなかったでしょうね。まさに、虐待の被害者です。
畠山被告が犯罪を犯した原因は、発達障害の有無ではなく、親の育て方そのものだということです。
子供を産む前に気付くべきは、自分が虐待する可能性のある人間かどうかでしょうが、こればかりは子供を産んでみないと分からない。
私のように、虐待する可能性は大いにあって、実際に長女には虐待していたのに、途中から意識が変わった人間もいます。
私も子供を産むべき人間ではなかったのですが、子供を産んで育ててから資格を得たという感じですね。
ただ、子供を産んだからこそ、自分の障害に気付けた。私は子供のお陰でまともに育ててもらえたのかもしれません。
Re: 親が子にしてやれること
  • さろま
  • 2018/09/14 (Fri) 12:12:44
半年前のレスに投稿させていただきますが、親の資格を得たかどうかは自分で決めることではないと思います。
子供さんが親の境遇で苦しんでいるのであれば親の育て方に問題があると思います。

畠山鈴香は親から虐待を受けていた意味では被害者ですが、自分には資質がないと判断して産まない選択はできました。
何も考えずに産み、煩悩のままに走ったのは人殺しをしていなくても鬼畜としか言いようがないです。
自分が子供を産まなければ娘さんだけでなく、近所の男の子だって巻き添えくらって殺されずにすんだのだと思うと、他人の私ですら無念でなりません。
Re: Re: 親が子にしてやれること
  • あすなろ
  • 2018/09/15 (Sat) 21:33:15
>サロマさん

半年前に、こんな投稿をしていたことを思い出させていただいて、ありがとうございます。

たしかに、畠山被告の行ったことは、鬼畜の所業です。

多分、前コメントは、問題をそこに置いて書いたのではなく、それなら、親の資格のあるなしで、子供を産んだ人は、どれほどいるのだろうか?
ほとんどいないのではないか?という趣旨で書いています。

親の資格のあるなしで子供を産むのなら、親の障害だけでなく、経済状態(将来を見越して)、人間関係、あらゆる要素に厳密な資格が必要ですよね。
紛争地域に暮らす人や難民が子供を産むことも問題になってきます。

子供が出来たのに産まないという選択は、堕胎という問題とも絡んできます。さらに突き詰めていけば、性的虐待や性犯罪にも繋がります。

『子供を産む資格のない人は産むべきではない』という主張は、あまりにも現実とかけ離れた主張だと思います。

子供を産み育てることがどういうことなのか?それを教えない社会にこそ、大きな問題があるのではないでしょうか?
(管理者の承認待ち)
  • 2018/09/17 (Mon) 00:39:06
この投稿は管理者の承認待ちです
Re: 親が子にしてやれること
  • 管理人
  • 2018/09/17 (Mon) 01:07:12
くり返しになりますが、自分自身のことについて議論されることは構いません。それは自分の選択の問題だからです。
ただし、法的にも認められている他者の権利について、それを否定するようなコメントは公開されません。
犯罪者は他人の権利を侵害することで犯罪者となります。つまり、他人の人権(その人の正当な権利)を侵したということで犯罪者なのです。そのことによって有罪になった場合にその犯罪者の権利が制限されます。犯罪を犯した人に対する権利の制限と、一般の人に対する権利の制限を同等に扱う事はできません。
制限を加える権利がないのに、その人の権利を奪うというのは、これもまた権利侵害になりますので、上と全く同じ理屈になり、許されない行為になります。

権利権利と主張するのはおかしいという議論は、そもそも権利とは何かを誤解されているものです。正当な手段を経ずに他者の権利を侵す権利は誰にもありません。お互いの権利がぶつかり合うときにはお互いの利害の調整が必要になります。しかし一方には権利があり、他方には権利がない場合には、それを制約する根拠はありません。

もう一度整理します。
一方に権利があり、他方に権利がない場合は、一方の権利を奪うことはできません。それは犯罪です。
双方に権利がある場合は、権利間の調整が必要になります。
一方的な権利主張が問題になるのは、自分の権利主張がその相手の権利侵害になる場合です。
相手の権利侵害にならない場合はその権利主張を否定する権利は誰にもありません。
そして重要なことですが、ある個人の犯罪行為に基づいて、その行為を行っていない人たち一般に対して権利を制約する主張はできません。(ただし、古代や中世では個人の行為を理由に、その個人が属する「一族をすべて抹殺する」ということが行われていました。個人を単位に権利を考える上の考え方は近代になって定着した考え方です)

以上は理屈としては単純な話ですので、ここではシンプルにその基準で判断します。
(管理者の承認待ち)
  • 2018/09/22 (Sat) 00:01:35
この投稿は管理者の承認待ちです
Re: 親が子にしてやれること
  • サロマ
  • 2018/09/22 (Sat) 00:10:15
>子供を産み育てることがどういうことなのか?それを教えない社会にこそ、大きな問題があるのではないでしょうか?
これは健常者に限らず、障害者にも教育するべきだと思いますよ。
障害がある分、リスクが高いのも残念ながら事実です。
産んでから子供が満足に育てられないとわかって、子供が苦労するというのは一番避けるべきことです。

それに関してまで、親になった障害者が悪いのではなく、社会に問題があるのだと、何でもかんでも社会のせいにするのも間違っていると思います。

子育てに対する適性や親になる資格があるのか、ないのか、自覚できている障害者もいるのですから、子供を産む前からわかっている人はいないとうのは、言い訳でしかないと思います。
Re: Re: 親が子にしてやれること
  • あすなろ
  • 2018/09/22 (Sat) 09:09:00
>サロマさん

サロマさんとお話していると、視点の持ち方の違いをはっきりと感じます。
子供を産むこと、育てる義務、子供の権利、いずれにしても完璧なものはありません。私は障害者が子供を産む産まないの問題に限らず、産み育てる環境がそぐわないとか、産んでも死んでしまう可能性が高い地域なども含めて、考えています。
障害者が子供を産むことを自己責任で選択し、それが健全な子育てに反映されるというのなら、逆に健常者が産んだ子供が障害者だった、中途障害を負ってしまったことで、育てきれなくなった親は、どう責任を取るのでしょうか?
現実的にはそういう親子の問題がとても多いです。

私は上手に子育てができる!環境も整っている!と自信を持って産んだ子が、寝たきり、経管栄養、人工呼吸器が必要で、24時間目が離せないとなったら、それでも自信を持って子育てできると言えるのでしょうか?

何が起きるのか分からないのが、人間同士の関係です。
親一人では抱えきれない問題を抱えてしまった時、手を貸すのが福祉です。社会の責任とは、まさにそこにあると思います。
障害を負う、そのこと自体が、誰にも予測できない、計画もできないことなのですから。

ちなみに、社会の責任、というのは、突き詰めれば個人の責任です。
社会とは、自分一人で生きるのではなく、経済的なものや労力などをシェアして成り立つものです。
誰かが苦しんでいるのを自己責任と割り切って、自分は関係ないと逃げるなら、逃げた人に社会は必要ないということです。
(管理者の承認待ち)
  • 2018/09/22 (Sat) 20:57:49
この投稿は管理者の承認待ちです
(管理者の承認待ち)
  • 2018/09/26 (Wed) 10:30:57
この投稿は管理者の承認待ちです


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